vol-169 車椅子deLIVEレポート☆ぼくのりりっくのぼうよみ☆atEXシアター六本木~misic編~

「ぼくのりりっくのぼうよみ」

彼の曲を始めて耳にしたのは三年前。

何気なくつけていたラジオから溢れ出したメロディー。

私は一瞬で心を奪われました。

ラップに乗せた声はどことなくあどけない表情を持ち、かと思えば女性さながらのハイトーンヴォイス。

ファルセットにビブラートがかかりなんて心地よい。

のちに調べた所、彼はまだ17歳という若さ。

私はJ-popはほぼ聴かないうえCD購入もしませんが、あまりの衝撃に次にとった行動は彼のCD購入を決意しオンラインショップに。

 

彼の楽曲を色で表すと限りなく透明に近い澄んだBlue。

空とも言えない海の色とも言えない空気的のような印象を受けました。

 

 

あれから3年。

昨年は飛躍の年(?)

日焼け止めのCMのタイアップソングにも使用されその曲で彼の存在を知った人も多いのではないでしょうか。

 

 

デビューアルバムは入手していたもののそれ以降の活躍はCMで耳にしたサードアルバムの一曲のみ。

気になり携帯の音楽アプリにて最新アルバムをチェック。

すると物凄い成長の早さに驚き。

またしても彼の動向をチェック。

すると今年は全国ツアーをする予定でチケットは販売前。

スケジュール帳に販売日時と公演予定日を即記入。

 

待ちに待ったチケット販売日。

パソコン画面とスマートフォンを握りしめ接続がうまくいかないながらも携帯の方にてチケット予約完了。

のちの抽選結果では当選に至りました。

 

 

そしてLIVEは昨夜2000人から2500人入るといわれる六本木の会場にて行われました。

 

 

車椅子で観に行くとなるといくら良い席を取ろうとも専用スペースに集められてしまうのがおち。

どうせなら同じスペースでも早いもの勝ちになってしまいますので会場に早めに足を運ぶ事にいたしました。

 

会場二階にはカフェも常設しており、早めの夕食を取りつつ人間観察。

客層はやはり予想していた通りアーティストが若い男性だけあり女子大生位の若い子たちの花開く様な笑い声で溢れておりました。

ファンクラブに入会している団体らしく、私は秋田からきただの先日の公演ではラストがどうだったなどと談義中。

もし私が車椅子ではなく言語にハンデがなければあちら側に行く勇気があったのでは?

と考えつつ軽食をとっておりました。

 

「開演一時間前になりましたのでお迎えにまいりました。」

と事前に予約しておいたため男性スタッフがエレベーターまでエスコート。

からの会場入りへ。

通されたのは地下二階の座席でした。

ステージは地下三階の向かって右側。

それからの一時間はあっという間にすぎ、いきなり照明がダウン。

 

 

BGMも途切れ一瞬でステージライトアップ、演奏のスタートです。

サードアルバムの最初の曲から始まりました。

デビュー当時とは異なり作りこんだ音、ますます磨きのかかった歌唱力に生の演奏。

ホールが大きすぎない為に伝わる振動も半端なく、体全身に重低音まるで自分自身がスピーカーとなっているかの如く振動を感じました。

パフォーマンスはなく黒の上下にラフな出で立ちなヴォーカル。

それを支えるはキーボード・ドラム・パーカッション・ベース・DJといった六人編成。

デビュー当初は三人編成だったメンバーも倍に増え作りこんだ音で深みが増していました。

少し惜しかった点重低音が効いた楽器中心の為、ヴォーカルのラップの一言一言が聞き取りづらかった事。

しかしハイトーンヴォイスは健在!というよりか生で聴くその歌声は脳天を突き刺すような力強さと甘さを兼ね備えた魅力。

やはり生の歌声はどんなに良い家庭用音楽システムにも敵いません。

途中のMCでは先月に誕生日を迎えたばかりの20歳という初々しさが残りとてもcute。

CDで聴いていた時に私はこのアーティストにどことなく掴み所のない陰のようなものを感じていました。

それは彼が学生時代に味わった挫折からのひきこもりからのネット閲覧中に出会ったデジタルソフトを駆使して作った曲たちからインスパイアをうけたのだとか。

言われてみて納得できました。

MCの中で今日はツアー最終日という事もあり、一緒に曲作りを支えてくれたアーティストも会場に来ているとか。

すると二席左となりから黒縁メガネにマスク、肩まで伸びたいかにもクリエーター様相を放っていた人が一名。

低い声で「はーい」との発言が。

まさかのまさか、私が通された席は車いすスペース兼関係者席でもあったようでした。

ステージからは遠くとも、どおりで全体が見渡せたはずですね。

 

 

ここからが折り返し地点。

会場はますますヒートアップ。

私も負けじと普段出さぬような黄色い声でアーティスト、オーディエンスととも一体化。

最初に受けたBlueというカラーイメージは色濃く煮詰まりvioletBlueへとイメージが一新。

3年という時間が成長して少年から青年にと変貌をとげ、声や演奏にもセクシーな要素が感じられます。

セクシーと言っても歌詞の内容は、色恋を綴ったものではなくトラックやヴォーカル自らが発する色気。

やはり十代から二十代という時期は大きく成長するものなのだなとこのアーティストを通して痛感いたしました。

 

LIVEというものはあっというもので盛り上がった頃には終了です。

メンバー全員がステージからはけてしまい熱心な女性ファンのアンコールという声が会場に響き渡りさざ波の如く全体から同じフレーズの繰り返し。

そしてメンバー再登場。

アンコール曲二曲歌い終わった後、

「昨日はホワイトデーという事だったのでもう一曲だけやらせて下さい!OKですか?」とメンバーにせがむヴォーカル。

一番の年配者であろうキーボード奏者が、

「本当にやっちゃうの?いやぁ幸運に今日はキーボード壊れなかったからいっちゃう!?」というスタッフやメンバーでさえ予想していない観客へのサプライズが。

客席にキャンディーをあちらこちらにバラまいた後に一曲目に歌った「罠」で今年のツアーは締めくくりました。

 

 

これからも成長を遂げて成功してほしい反面、メジャーになりすぎて大きなステージでツアーを行うようになったらと想像し少し複雑な気持ちになりました。

デビュー当初は下北沢にある小さな小屋でイベントをしていたのが今や全国をまわる程に。

目が離せないまるで母性のような目で応援していきたいです。

 

 

 

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vol-169 車椅子deLIVEレポート☆ぼくのりりっくのぼうよみ☆atEXシアター六本木~misic編~” への1件のコメント
  1. セナ より:

    キヨヲコさん
    素敵なライヴを堪能した様子。
    彼への温かい母性が伝わってきます(笑)。
    将棋の藤井六段しかり、神童はいるのですね。
    お気に入りのアーティストが有名になると、喜びと同時に寂しくも感じる気持ちはわかる気がします。

    • orihime より:

      セナさん
      いままで日本人アーティストのLIVEは未経験に等しかったので羽ばたいて行くとなると尚更複雑な気待ちになるものなのですね。
      インディーズの追っかけばかりする人の気持ちがなんとなく理解できました。

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