降り立つは六本木駅。
そして足を運んだ先は六本木ヒルズ。
いつものヘアサロン予約時間がこの日は遅かったために、のんびりとウィンドーショッピング。
ボディーケアショップやベーカリーショップ、アパレルショップへと時間が許す限り久々にのんびりと回って歩きました。
最終目的地は
「アレキサンダーマックイーン(イギリス発ハイブランドショップ)」
記憶に新しいのが、イギリス王室の結婚式。
その際ケイト王妃が身にまとっていた美しいドレス。
それがこちらのブランドの商品でした。
目的はなくとも見るだけで目の保養になるのがウィンドーショッピング。
そろそろ新しいお財布を新調したいなと思い、リサーチへ。
ハイブランドだけあり広いスペースにガラスケースにて商品陳列。
眺めていると早速shopstaffの男性が声をかけに。
そこではいろいろな会話をしました。
以前からこちらのブランドのfanであったこと。
1つのショップとして独立する以前、セレクトショップに入っていた時代にはたびたびこちらの洋服を購入していたこと。
デザイナーが亡くなり世代交代し、テイストも少し変わってしまい以前よりは足が遠のいてしまったことetc…
気が付けば初対面で話すstaffと重い言語障害を持つ私との間で、8・9割がた介助者の通訳なしで十数分以上会話が成立していたではありませんか!
これはまれにないことでして、どんなに親しい友人や日々サポートしてくれる介助者だってよく物事を聞き返されることもしばしば。
体調にもよるのでしょうが今となっては驚きです!
これは私とshopstaffの同じ物が好きという、記号でいうと「イコール」で結ばれた関係。
同じ方向を向いて互いに会話をしたことにより意思疎通が、スムーズに行われた結果ですね。
1つのブランドを通し互いに気持ちが寄り添った。
これは障がい者の一人暮らし在宅生活に近いものだなと感じました。
同じ趣味を持てという話ではありません。
互いの見つめていた地点がたまたま同じであった。
そして売る側、買う側というつかず離れずという距離感が生んだ産物に思えてきました。
キヨヲコさん
きっと両人の当該ブランドへの熱い想いが共鳴したのだと思います。
Jazzの演奏でよく「インタープレイ」という言葉が登場します。各楽器のプレイヤー同士のスピリットが響き合い、絶妙なハーモニーを帯びたサウンドを織りなす演奏のことなのですが、まさに「インタープレイ」な会話だったのではないでしょうか。
これは人とのコミュニケーションにおいて最も大切なことだと思います。
英国王室御用達とは凄いですね。現在のエリザベス女王は大の競馬好きで有名なのですが、以前女王の自室へ泥棒が侵入したことにも全く気が付かない程レース予想に没頭していたいうエピソードがあります。大事に至らずよかったですね(笑)。
セナさん
ジャズのお話、とても素敵ですね。
イギリス王室からお馬さんの話になるとは実にセナさんらしいオチですね(笑)