話しはさかのぼる事一か月少し前・・・
友人二人と私とでの新年会での話し。
「今年は海外の大物アーティストが続々と来日するそうですよ。」
私はハンディーキャップを持ってからは、コンサートとはすっかり無縁になってしまっていました。
「目も見えない事だし・・・」
などとやや卑屈な考えに。
でも、よくよく考えてみれば目が見えなくても耳が聞こえている事は素晴らしいことではありませんか!
春になれば小鳥のさえずり、梅雨時になればシトシト雨にカエルの声、熱い真夏には蝉の声に海に出向けば波の音。
秋になれば鈴虫やらコオロギの大合唱、冬には北風ピューピュー。
と、一部ではありますが聴覚だけでもこんなにも四季を感じられるではありませんか!
自分は「〇〇出来ない」という考えを捨て、「〇〇出来ないけれども△△は出来る」という風に逆転の発想をすることにいたしました。
そして昨晩、友人に感化された私はさいたまスーパーアリーナへ。
目的はと言いますと、世界的スーパースターマドンナ様のコンサートツアーへ。
さすがは世界的アーティスト。
焦らしに焦らされました。
19時開演の予定で、前座のDJshowtimeで、久しぶりのclub感覚へ。
初っ端から激しいhardhouseで固くなった関節を天高く伸ばしリズムをとって良い気分。
「TOKYO~♪」と連呼する飛脚姿の外国人DJ。
ここは埼玉なのにと思わず突っ込まずにはいられませんでした。
普段出さない(出せない)奇声まで発し、テンションMaxアゲアゲ。
途中DJがステージカーテンを覗き見し、いよいよ!?という姿も。
そして1時間くらいDJplayのあと、ステージ袖にはけていきました。
待ちに待ったマドンナ譲登場か!?と思いきや場内アナウンスにて
「本公演は2時間10分を予定しております。あらかじめお帰りの交通手段のご手配をよろしくお願い申し上げます。」
既に時計は20時をゆうに超えてるではありませんか!
あちらこちらで席を立つ観客たちもチラホラ。
終電を調べた所22時半には会場を後にせねば家路にはたどり着けません。
ですが腹をくくりました。
10年ぶりの来日公演。
そしてマドンナ譲は50代後半。
次回来日はと考えると終電も惜しくはありませんか。
そうこうしてると気づくと時刻は20時50分。
「まもなく開演いたします。」
会場一斉に「ウォー」との声。
そして始まりました。
マドンナ譲のご登場です。
なんと天井からゴンドラにて黒のドレスを纏い、昨年出したシングル曲を歌いながらのご登場です。
思わず熱いものがこみ上げ、方頬に流れ落ちました。
それからはあっという間の2時間10分。
最新アルバムから思い出の名曲までのオンパレード。
多少曲のアレンジは加わっておりますが、80年代の名曲がこんなにもcoolに編曲されているだなんて。
感動、感激で胸がいっぱいになりました。
そして何より昔と変わらない艶やかな声、キレッキレのダンスパフォーマンスも目に浮かんできました。
生の伸びやかな歌声、重低音のきいたスピーカーから流れる演奏音。久しぶりに味わう音のシャワーは身体全体染み渡りました。
一言で伝えると「感無量」
あっという間の夢のような時間は過ぎ去ってしまいました。
マドンナ本人、衣装、ダンスパフォーマンスは見えなくとも、こんなにも熱い思いをしたのはいつぶりでしょうか?
音楽の楽しさを再び呼び起こして、目覚めさせてくれた友人には本当に感謝です。
この記事を見ただけで
鳥肌が立ち、感動しました。
本当に素晴らしい!!
そんな日に絡めたこと嬉しく思います〜
これからもいっぱい楽しみましょう。
シコラムさん(爆笑)
ボキャブラリーの少ない文でも臨場感が伝わったでしょうか?
何よりです(^^)
最初タクシーがつかまらず、シコラムさんにラインしようか本気で悩みました(汗)
またファイヤーのイベントがありましたら、ぜひお声掛けをお願い致します♪
今年は積極的にイベント事に参加したく思います!
キヨヲコさん
ライヴを全身全霊で堪能した様子が伝わり深い感銘を受けました。
自身が出来ることを見出したのは素晴らしいことだと思います。
その「心眼」で感じたものが真の、True Blueなマドンナだと思うのです。
ステージは会場全員の魂が響き合い創られもの。その想いがきっとマドンナ嬢へ伝わったはずです。
それではまた失礼します。
sennaさん
本当に素晴らしいステージでした!
観客とマドンナ譲がいたからこそ一体化しあのような2daysが完成したのだと思います。